天童節 昭和演歌名曲選 第五集

天童よしみ( 天童芳美 ) 天童節 昭和演歌名曲選 第五集歌詞
1.湯の町エレジー

作詞:野村俊夫
作曲:古賀政男

伊豆の山々 月あわく
灯りにむせぶ 湯のけむり
ああ 初恋の
君をたずねて 今宵また
ギターつまびく 旅の鳥

風のたよりに 聞く君は
出泉(いでゆ)の町の 人の妻
ああ 相見(あいみ)ても
晴れて語れぬ この思い
せめてとどけよ 流し唄

淡い湯の香も 露地裏も
君住む故に なつかしや
ああ 忘られぬ
夢を慕いて 散る泪
今宵ギターも 咽びなく


2.江ノ島悲歌


3.船頭可愛いや


4.おんな船頭唄


5.逢いたかったぜ


6.哀愁の街に霧が降る


7.あの娘が泣いてる波止場


8.次男坊鴉


9.踊子


10.愛ちゃんはお嫁に

作詞:原俊雄
作曲:村沢良介

さようなら さようなら 今日限り
愛ちゃんは太郎の 嫁になる
俺らのこころを 知りながら
でしゃばりお米に 手を引かれ
愛ちゃんは太郎の 嫁になる

さようなら さようなら 悲しい日
愛ちゃんは俺らに ウソついた
ウソとは知らずに まにうけて
夢を見ていた あまい夢
愛ちゃんは俺らに ウソついた

さようなら さようなら 遠ざかる
愛ちゃんは太郎と しあわせに
なみだをこらえりゃ はらはらと
ひと雨キツネの お嫁入り
愛ちゃんは太郎と しあわせに


11.北上夜曲


12.おんなの宿


13.お吉物語


14.リンゴ村から

作詞:矢野亮
作曲:林伊佐緒

おぼえているかい 故郷の村を
便りも途絶えて 幾年(いくとせ)過ぎた
都へ積出す 真赤なリンゴ
見る度辛いよ 俺らのナ俺らの胸が

おぼえているかい 別れたあの夜
泣き泣き走った 小雨のホーム
上りの夜汽車の にじんだ汽笛
切なく揺(ゆす)るよ 俺らのナ俺らの胸を

おぼえているかい 子供の頃に
二人で遊んだ あの山小川
昔とちっとも 変わっちゃいない
帰っておくれよ 俺らのナ俺らの胸に


15.お座敷小唄

作詞:不詳
作曲:陸奥明

富士の高嶺に 降る雪も
京都先斗町(ぽんとちょう)に 降る雪も
雪に変りは ないじゃなし
とけて流れりゃ 皆同じ

好きで好きで 大好きで
死ぬ程好きな お方でも
妻と言う字にゃ 勝てやせぬ
泣いて別れた 河原町

ぼくがしばらく 来ないとて
短気おこして やけ酒を
飲んで身体を こわすなよ
お前一人の 身ではない

一目見てから 好きになり
ほどの良いのに ほだされて
よんでよばれて いる内に
忘れられない 人となり

どうかしたかと 肩に手を
どうもしないと うつむいて
目にはいっぱい 泪ため
貴方しばらく 来ないから

唄はさのさか どどいつか
唄の文句じゃ ないけれど
お金も着物も いらないわ
貴方ひとりが 欲しいのよ


16.星屑の街